ちょっと前ですが、プロ野球で『打撃の神様』といわれた川上哲治が

お亡くなりになりました。93歳の大往生でした。

 

『ボールが止まって見える』との名言でも有名ですけど、

首位打者5回、本塁打王2回、打点王3回と記録もすさまじいんです。

 

僕は毎週サンデーモーニングを見ているのですが、

張本さんが言っていた、

『記録では勝ったけど、打者としては一生勝てない』

との言葉がすごく印象的でした。

 

あと張本さんが最後に紹介した川上さんの言葉

『それほどまでの努力を、ひとは運という。』

という言葉には、昔の人の凄味がひしひしと伝わってきました。

 

今はとても豊かですから、死ぬほどの努力というものを

しなくても済む時代になっているように思います。

 

でも、それは一昔前に一生懸命働いていた人たちがいたからこそなのです。

いま道路があるのも、学校制度があるのも、

いろいろいわれれますが年金制度があることも、(海外からみたらすごいことですよ)

なんだかんだで昔の人の頑張りのもとで僕たちは生かされているのです。

 

最近、家族や周りを大事にせずに刹那的な生活を営んでいる人を多く見かけます。

年を重ねるごとに思いますが、今の文化的な生活というものは

ひとつひとつの積み重ねからできています。

 

いままで積み重ねられたものに感謝しながら、

次に新しく積み重ねていく努力が僕たちに問われているような気がします。

 

『努力に際限などない。

努力していると思っている間は、

本当に努力しているのではない。

 

努力しているという意識が消え、

唯一心になって初めて努力といえるのだ。』

 

 

いまは豊かでなかなか真剣になる機会も昔に比べれば少ないですが、

それでもこのような意識で物事に取り組んでいきたい。

 

昔と今、そして未来をつないでいくために。

 

遺言 (文春文庫)

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